近世
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第210回 堤防からみつかったキセル~東近江市土位遺跡
東近江市 2017年6月7日土位遺跡は、愛知川扇状地に位置する平安時代ごろの集落遺跡です(土位遺跡の位置は、オススメの逸品第175回「土地条件図」に掲載しています)。近くには「延喜式」式内社のひとつに比定されている川桁御河辺神社…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第205回 念仏銭-竜王町堤ヶ谷遺跡-
竜王町 2017年3月29日昨年度、私は滋賀県埋蔵文化財センターで整理調査を担当することになりました。取りあつかった遺跡は、以前に現地調査を担当した竜王町堤ヶ谷遺跡でした。この遺跡は、遺跡の範囲内で、丘陵全体を切りくずして工業団…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第240回 近江商人発祥の地―蒲生郡日野町を訪ねて
日野町 2016年12月21日近江商人とは、近江(現在の滋賀県)に本宅を置きながら、近江以外の土地で行商や店舗を構えて商売をしていた商人のことです。これらの商人は、出身地の地名から、八幡商人・湖東(五箇荘・愛知川)商人・日野商人・…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第196回 今に続く、古代の防水技術-槇皮(マイハダ)
長浜市 近江八幡市 2016年11月16日今回、紹介する一品は「槇皮」です。この字面だけをみてすらっと読めたあなたは、これが何かご存知でしょう。しかし、そのような人はほとんどいないのではないでしょうか。「マイハダ」または「マキハダ」と読みます…
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新近江名所図会
新名所圖會第232回 将軍様の豪華ホテル-野洲市永原御殿跡
野洲市 2016年8月31日江戸時代の東海道や中山道などの宿場には、一般の旅人が泊まる旅籠とは別に本陣が置かれました。本陣は、大名や幕府の役人など限られた旅人しか宿泊できない「VIP専用の宿泊施設」です。東海道草津宿の史跡草津宿…
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新近江名所図会
新名所圖會第230回 見えないものが、見えてくる?-中山道はじめのいっぽ-
草津市 2016年8月3日近江国は交通の要衝と言われます。江戸時代に、五街道のうち二つもの街道が通っていたことは、その象徴といえるでしょう。今回はその一つ、中山道の一部分をご紹介いたします。 中山道は、江戸から京までといわれる…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵 第217回 石場と小船入の常夜燈
大津市 2016年2月3日●石場の常夜燈 滋賀県立琵琶湖文化館と琵琶湖ホールの間にある湖岸公園の一角に常夜燈が立っており、行きかう人がしばしばこの燈を見上げています。常夜燈とは、文字通り一晩中つけておく明かりのことです。湖岸公…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵 第213回 旧東海道 追分界隈の車石
その他 2015年12月2日江戸時代、琵琶湖水運を利用して東国や北陸方面から大津に集積された物資は、馬の背や牛が牽引する荷車(牛車)に積み替えられ、東海道で逢坂山を越えて京都や大阪に運ばれました。 当時の東海道は、現在のようなア…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第212回 彦根藩主が愛でた風景 ―玄宮園・楽々園―(彦根市金亀町)
彦根市 2015年11月18日本コーナーには、滋賀県民が誇る国史跡彦根城(天守は国宝に指定)について、すでに3回にわたってご紹介しています(第92・101・180回)。今回は、少し視点を変えて、彦根城の一部であり、かつ北東すぐ近く…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―
豊郷町 2015年10月14日夏の暑さも厳しさを増すころ、よく耳にするのが江州音頭です。聞くとつい口ずさんでしまうのは、あちらこちらから流れてくるからでしょうか。それとも、小さいころから聞き親しんできた盆踊り唄であるからでしょうか…
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