近現代
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第262回 本県の産業文化の殿堂たらしめん - 滋賀県立産業文化館
大津市 2017年11月1日大津市打出浜に建つ滋賀県立琵琶湖文化館は、滋賀県初の総合レジャー施設、総合博物館として昭和36年(1961)に開館しました。現在は施設の老朽化等を理由に休館中となっていますが、今後、滋賀県が新たに整備…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第243回 田上山地砂防の護り~天神川の砂防堰堤
大津市 2017年2月8日滋賀県南部に位置する信楽山地のうち、大津市東南部の瀬田川左岸から大石にかけて田上山地と呼びます。田上山地は花崗岩で構成され、風化の進行した場所には巨大な花崗岩の岩塊やマサ土※1が露出する景観がひろがり…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第241回 長浜に残る近代建築-旧長浜駅舎-
長浜市 2017年1月11日JR長浜駅を外から眺めると、2006年に建てられた現代建築にもかかわらずどこかレトロな雰囲気を漂わせています。これは同年の敦賀駅までの直流化にあわせて建て替えられた新駅舎ですが、初代の長浜駅舎を模して…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第197回 明治のかおり漂う小学校建築-旧柳原学校校舎―
近江八幡市 2016年11月30日滋賀県立安土城考古博物館の所在する近江八幡市には、有名なウィリアム・メレル・ヴォーリスの建築をはじめ、多くの明治・大正・昭和期に建てられた近代建築があります。そして、安土城考古博物館の敷地内にも、明治…
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新近江名所図会
新名所圖會第231回 日露関係史の一コマー大津事件の石碑と関係資料ー
大津市 2016年8月17日人や物が頻繁に往来する街道は、いろいろな歴史的事件の舞台となってきました。今回紹介する大津事件の現場も旧街道・東海道にあります。今から約120年前、日露外交を揺るがす大事件の舞台となった場所です。 明…
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新近江名所図会
新近江名所図會第222回 金勝山と産業遺産「オランダ堰堤(えんてい)」
大津市 栗東市 2016年4月13日大津市と栗東市にまたがる金勝山の麓にオランダ堰堤があります(写真1)。このオランダ堰堤は明治時代に建設された砂防堰堤で、ハイキングコースの入り口の一つ、上桐生のバス停から草津川を少し上流側へ向かった付…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第221回 「美の城」と歌われた琵琶湖文化館 ―吉井勇歌碑
大津市 2016年3月30日●文化館前の歌碑 琵琶湖の湖上に浮かぶ滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜地先)の前池には、一つの大きな石碑があります(写真1)。打ちつける湖の荒波にもびくともしないその堅固な石碑には、時折、水鳥たちが…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第220回 日本海と琵琶湖を結ぶ―旧北陸線(柳ヶ瀬線)―
長浜市 2016年3月16日北陸新幹線のルート決定から目が離せません。JR西日本が小浜ルートをあらたに提案したことなど,北陸新幹線が滋賀を通過しない可能性も云々されているのです。もちろん,滋賀県としては,米原ルート,湖西ルート。…
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オススメの逸品
第178回 調査員オススメの逸品 湖底から湯呑?-彦根市多景島遺跡出土湯呑
彦根市 2016年3月9日彦根市の湖岸から約5km離れた沖合に、多景島(たけしま)という島があります。島の南側に船着き場を造る目的で、昭和56年度から59年度にかけて発掘調査が行われ、湖底からたくさんの遺物が出土しました。今回…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第218回 洪水の記念碑-明治29年の大洪水
その他 守山市 2016年2月17日平成27年(2015)9月10日、茨城県常総市で鬼怒川が決壊し、死者2名、家屋の全半壊5200棟余、避難者7000人余の大災害となりました。台風18号と19号の影響により、周辺では1日の総雨量が400…
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新近江名所図会
新近江名所圖会第203回 消えゆくムラの人の姿-高時川上流の廃村群-
長浜市 2015年7月15日発掘調査で見つかるムラ。縄文時代・弥生時代・古墳時代・奈良時代・平安時代・鎌倉時代・室町時代・江戸時代、それぞれの時代にムラが栄え、やがて消えていきました。ムラが消えていくのは、それぞれの時代で何らか…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品142 琵琶湖文化館所蔵 活版印刷資料
その他 2014年10月1日滋賀県には我が国における各時代の印刷文化を伝える文化財が数多く現存しています。例えば、平安時代の版本である石山寺所蔵の「仏説六字神呪王経」や、中世(南北朝時代~室町時代)に製作された西明寺所蔵の板木「…
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