弥生時代
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.106 男性のシンボルを持つ木偶
野洲市 2013年4月24日野洲市旧中主町の湯ノ部遺跡からは、1991年の発掘調査で4体の木偶が見つかっています。木偶とは木で作った人形(ひとがた)のことで、弥生時代のお墓などから出土することが多いようです。 湯ノ部遺跡の木偶は…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.91 守山市赤野井湾遺跡の木製品
守山市 2012年10月1日平成5年(1993)4月、財団法人滋賀県文化財保護協会に就職することになり、最初に私が配属されたのは滋賀県立安土城考古博物館内にある調査整理課です。そこでは、琵琶湖総合開発事業に伴って実施された発掘調…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.89 滋賀県内最大級の弥生土器 -守山市小津浜遺跡出土-
守山市 2012年9月3日形の美しさや奇抜さ、あるいは精巧な文様やセンス抜群のデザインなど、おすすめの弥生土器は数々ありますが、今回は、守山市小津浜遺跡から出土した滋賀県内最大級の大きさを誇る弥生土器の壺を紹介します。 赤野井…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第93回 鈴鹿の山に歴史あり―百済寺南川遺跡―
東近江市 2012年3月14日東近江市百済寺町 滋賀県は真ん中に琵琶湖、周囲を山に囲まれた、カルデラ状の地形となっています。西の比良山脈、東の鈴鹿山脈は、いずれも1,000m級の山々が連なり、広大な近江盆地のまわりにそびえたつ巨大…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.55 弥生時代の大臼-草津市柳遺跡出土-
草津市 2011年6月13日今回紹介する臼は、2001年に草津市の柳遺跡から出土したものです。発掘調査は草津川放水路(新草津川)改修工事の事前調査として実施しました。この調査は、翌2002年に予定されていた新川の暫定通水に向けて…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第52回 いにしえの水にまつわるお話-石樋と御澤神社-
東近江市 2011年6月1日東近江市上平木町 近江と伊勢・美濃を結んだ八風街道(はっぷうかいどう:現在の国道422号)を近江八幡市から旧八日市へ向かい、近江鉄道平田駅の手前の線路を渡る市道に入ると広大な田園地帯が見えてきます。 …
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.51 日本の伝統楽器「こと」―ひとの心を奏でる逸品―
草津市 守山市 彦根市 高島市 その他 2011年4月18日楽器で「こと」といえば、平安時代には弦楽器の総称でしたが、このうち、筝が広く演奏されるようになったのに対し、そのほかは雅楽など一部でしか使われなくなりました。現代では“こと”は13本の絃を持つ「箏(そ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.47 謎の丸鍬の正体-中兵庫遺跡出土泥除け-
草津市 2011年2月21日琵琶湖やそこに流れ込む河川が作り出す沖積地は地下水も豊富で、この地域にある遺跡は、内陸部の遺跡では残らない多くの木製品が出土します。こうした木製品の中には、現在使われているものや最近まで使われてきたも…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第36回 蘇る弥生時代の環濠集落-史跡下之郷遺跡-
守山市 2011年2月9日守山市下之郷町 下之郷遺跡は、は3~9重の濠で囲まれた環濠集落で、弥生時代中期の中でも、おおよそ紀元前2世紀頃の約100年間にわたり営まれた、湖南平野における中核的集落です。 最も内側の濠で囲まれた範…
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調査員のおすすめの逸品 No.46 匠の技-烏丸崎遺跡出土の玉類と工具
草津市 2011年2月7日滋賀県立琵琶湖博物館やハスの群生で有名な草津市立水生植物園みずの森がある草津市烏丸半島、そこにほぼ全面で確認されたのが烏丸崎遺跡です。 烏丸崎遺跡では弥生時代中期に200基を超える方形周溝墓が造られま…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.40 浮線紋土器 -小津浜遺跡出土-
守山市 2010年11月15日土器は発掘調査で出土する遺物のなかでもっとも普遍的な遺物です。故佐原眞先生が先史土器と呼ばれた縄文土器と弥生土器には、機能的に不要と思えるような様々で複雑な紋様が施され、時期・地域ごとに個性的な特徴を…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第21回 大岩山銅鐸出土地―謎多き銅鐸大量埋納地―
野洲市 2010年10月27日野洲市小篠原 1881年(明治14年)に、野洲市小篠原(桜生)の「大岩山」から銅鐸が14個も偶然掘り出されました。80年後の1962年(昭和37年)には東海道新幹線の土取り工事で9個の銅鐸が再び発見さ…
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