米原市
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第211回-近江真綿(その2)
米原市 2015年11月4日前回(第210回)をうけて、今回は真綿作り体験の様子をお話しします。 このたびお邪魔した「北川キルト縫工」の工房では、大きい布団用の真綿ひきの作業をやっておられ、四人がかりで汗だくで作業をされていまし…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第210回-近江真綿(その1)
米原市 2015年10月21日埋文センターに入って間もない頃、梱包材用の綿を製綿所に注文する際に、化繊綿ではなく木綿の綿を、無知な私は「まわた」と表現したところ、「それ(真綿)は絹のわたのことだ」と製綿所のご主人に教えていただきま…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品149 「コンパニオン・アニマル?!-米原市能仁寺跡でみつかった埋葬骨-」
米原市 2015年1月5日鎌倉時代以来の武家の名門・京極家の菩提寺「清瀧寺徳源院(せいりゅうじとくげんいん)」を中心とする「清滝寺(きよたきてら)遺跡」の一画に、京極高詮の寺「能仁寺(のうにんじ)」跡があります(HP新近江名所…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第142回 「寝物語の里」―国境のムラ―
米原市 2013年3月6日(米原市) 「寝物語」―“男女が同じ寝所で話をする”― このように連想するのが一般的かと思います。『千夜一夜物語』を思い浮べる方もいるかもしれません。そうした艶っぽい話とは少し違って、近江には「寝物語…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.103 醒井餅-近江・醒井の自然と歴史が育んだ“名産”-
米原市 2013年3月4日今から15年ほど前、近江の街道資料を調べていたところ、米原市柏原宿歴史館で開催されていた企画展『みち・ひと・まち-坂田郡の街道・宿場展-』で、「醒井餅」の包み紙に出会いました。 JR東海道線を米原駅か…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第140回 円盤のムラ
米原市 2013年2月13日(米原市曲谷) 伊吹山の奥深く、宇宙人の秘密基地があるという話ではありません。不思議な円盤に溢れた集落のお話です。 湖北を代表する河川である姉川は、多くの文化財や歴史遺産を育んできた河川でもあります。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第117回 自転車で峠越えvol.1―国見峠―
米原市 2012年8月29日(米原市下板並) 東海道・中山道はもとより、ヒト・モノが行き交う多くの街道・古道が張り巡らされていた近江は、道の国ともいえます。新近江名所圖会では、これまでにも中山道擂鉢峠(第79回)、深坂古道(深坂…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第109回 「清瀧寺徳源院」その2 ―清水節堂の「幽霊画」―
米原市 2012年7月4日米原市清滝 米原市清滝にある清瀧寺徳源院(せいりゅうじとくげんいん)は、鎌倉時代中頃から続く武家の名門・京極家の菩提寺として知られています。これまで文書を中心にその歴史や姿が捉えられてきましたが、近年…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.76 完全な姿を見事に再現-米原市能仁寺遺跡の五輪塔
米原市 2012年4月2日私たちが調査している“遺跡”は、文字どおりかつてそこにあった構造物の“痕跡”です。日本列島の構造物(建物など)は腐朽しやすい木造であることが多いため、発掘調査でみつかるのは基本的に柱を立てた“穴”の跡…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第84回 内湖の干拓の置き土産-琵琶湖干拓資料館
米原市 2012年1月11日米原市入江 琵琶湖の周りには、かつて多くの内湖がありました。内湖とは、砂堆などで琵琶湖本湖と切り離されているものの、狭い水路で本湖とつながっている水域を指します。葦原が茂り、それらのおかげで水の浄化が…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第70回 醒井(さめがい)-清流のある中山道の宿場町-
米原市 2011年10月5日米原市醒井 JR東海道線を米原駅から東へ向かうと、「醒ヶ井」駅があります。駅名とは異なり、地名は「醒井」と表記されます。古くは『古事記』『日本書紀』にも登場し、傷ついたヤマトタケルがこの地の霊水で身体…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第61回 湯谷神社
米原市 2011年8月3日米原市米原771 湯谷神社は、JR米原駅より東へ坂を上った太尾山の麓にあり、祭神は大巳貴神(おおなむちのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、水門神(みなとのかみ)を祀っています。 その昔、出雲の人が、諸…
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