長浜市
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第181回 コロボックルの道具?-長浜市塩津港遺跡出土ミニチュア品
長浜市 2016年4月20日平成24年度から琵琶湖の一番北の港「塩津港」の遺跡(塩津港遺跡)で発掘調査を行っています。塩津港は琵琶湖水運を通じて北陸と京を結ぶルート上の港であり、日本列島の要港でした。今は静かな街並みの塩津浜です…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第220回 日本海と琵琶湖を結ぶ―旧北陸線(柳ヶ瀬線)―
長浜市 2016年3月16日北陸新幹線のルート決定から目が離せません。JR西日本が小浜ルートをあらたに提案したことなど,北陸新幹線が滋賀を通過しない可能性も云々されているのです。もちろん,滋賀県としては,米原ルート,湖西ルート。…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第177回 重要遺物はなぜ週末に出土するのか!? ―長浜市北山古墳の鏡―
長浜市 2016年2月24日№131で紹介した旧虎姫町・北山古墳の副葬品の続きです。平成8年の調査によって,平面形状が前方後円形であり,埋葬施設は墳丘に木棺を直接埋葬していることが分かった北山古墳ですが,前回紹介した短甲のほかに…
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新近江名所図会
新近江名所図會第216回 逃げる信長・追う長政「金ヶ崎の退口」の道(1)―保坂の石票
長浜市 2016年1月20日元亀元年(1570)織田信長は義昭を将軍に据えると、全国の大名に対して上洛を促しますが、名だたる戦国大名達が素直に信長の命に従うわけがありません。そこで信長は、まず、義昭をないがしろにしたと因縁を付け…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第164回 塩津神社の石燈籠
長浜市 2015年8月19日琵琶湖の一番北の集落、塩津は北陸から都(京都)に送る物資を琵琶湖の水運に乗せるための「港まち」として栄えていました。その繁栄ぶりは、近年の発掘調査によって次々と明らかになり、注目されているところです。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会第203回 消えゆくムラの人の姿-高時川上流の廃村群-
長浜市 2015年7月15日発掘調査で見つかるムラ。縄文時代・弥生時代・古墳時代・奈良時代・平安時代・鎌倉時代・室町時代・江戸時代、それぞれの時代にムラが栄え、やがて消えていきました。ムラが消えていくのは、それぞれの時代で何らか…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第159回 日本最古の起請文 -長浜市・塩津港遺跡出土52号木簡-
長浜市 2015年6月3日古典落語に「三枚起請」という演目があります。江戸時代の遊郭では、客と遊女の間で、「遊女の雇用期間が満期になれば客と結婚をする」という内容の「起請文」と呼ばれる書類を取り交わすことが流行しました。万一誓…
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新近江名所図会
近江名所圖会 第197回 菅山寺を訪ねる―長浜市余呉町坂口
長浜市 余呉町 2015年4月15日旧北国街道を行く JR北陸本線木之本駅を降りて東へ400約m歩くと、旧北国街道と旧北国脇往還の合流地点に出ます。北国脇往還は、賤ヶ岳の戦いのさいに豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が岐阜からこの道を通って一気…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵 第190回 小谷神社石造狛犬から浅井三代の城ー小谷城をしのぶ
長浜市 2015年1月14日第88回で、伊藤愛さんが「浅井三代の城―小谷城」というタイトルで、城と浅井氏との関係について書かれています。今回は、その驥尾に付して、当館で最近立て続けに展示させて頂いた浅井氏ゆかりと思われる石造狛犬…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第176回 クリンソウが咲く鶏足寺跡
長浜市 2014年6月18日鶏足寺(けいそくじ)跡は、長浜市木之本町古橋の山岳信仰の霊地であった己高山(こだかみやま)(標高923m)の山中に所在します。この山中には古代から中世に数か寺の山岳寺院が栄えていました。伝承によれば奈…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第173回 戦国大河皆勤賞、長浜城
長浜市 2014年5月7日「功名が辻」「天地人」「江」「軍師官兵衛」、この10年の間、長浜城が登場した大河ドラマは思いつくだけでも4つあります。戦国時代や幕末を取り上げる上で、避けては通れない滋賀県ですが、中でも長浜は城主であ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.131 またしてもライフワークになってしまうのか!? ―北山古墳の短甲―
長浜市 2014年4月30日北山古墳は、長浜市(旧虎姫町)の虎御前山(とらごぜやま)の中腹にある古墳です。平成8年、虎御前山にある教育キャンプ場を整備するために発掘調査を行いました。虎御前山には未調査の古墳群が数多くあるとともに…
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