文化財イベント日記

令和5年度歴史文化遺産ガイド育成講座【初級編】を実施しました!

●ガイドを目指して、ただいま奮闘中です!

当協会では、公益社団法人滋賀県シルバー人材センター連合会と共催で、歴史文化遺産ガイド育成講座を開講しています。

滋賀県の文化財の魅力を発信できる人材を育てることを目標に、平成30年度から実施しています。

■受講生が考えたガイドツアー発表のようす■

6月22日(金)からはじまった初級編では、10名が将来のガイドを目指して受講されました。座学に三井寺での現地講習、そしてディスカッションなど、さまざまな講座を乗り越えて、みなさん無事に初級編を修了していただきました。

●初級編で学んだこと!

今回の講座では、NPO法人歴史資源開発機構の大沼芳幸さん、公益社団法人びわこビジターズビューロ会長の川戸良幸さん、龍谷大学の山下立さんから、それぞれご活躍の分野から、歴史文化遺産をガイドする際の心構えや、ガイディングポイントなど、盛りだくさんで講義をいただきました。

滋賀県は、全国でも稀にみる文化財に恵まれた地域です。しかし、見た目のインパクトで魅力が伝わる文化財はそう多くはありません。その魅力を観光客に伝えるには、その背景にある物語を伝えることが必要になってきます。そのためにはどうしたらいいんだろう?そんな滋賀の文化財ガイドが抱える多くの課題を、講師の先生方の目線で語っていただきました。

■三井寺での現地講習のようす■

さて、8月からは中級編がスタートします。滋賀の文化財について、より深い知識と、ガイディングポイントを学んでいただくことになります。

将来の文化財ガイドを目指して、受講生さんたちの奮闘はまだまだ続いていきます!

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