文化財イベント日記

インターンシップ成果発表をしました!

 8月7日から5日間、京都橘大学文学部2回生3名をインターンシップとして受け入れました。今年度で、4回目となります。

 インターンシップの5日間では、当協会の発掘調査現場や整理調査状況の見学等を行い、最終日の8/11に成果報告として、展示解説にチャレンジしました。

 扱う展示は、現在、滋賀県埋蔵文化財センターのロビーで展示されている「滋賀県埋蔵文化財地域展Ⅴ 瀬田丘陵編 人と自然-瀬田丘陵の開発史」で、展示を一部アレンジしながら、解説をおこなうこととしました。今年度は、それに加え、生成AIを利用し、その話題に触れ、お客さんとコミュニケーションをとりながら解説することを課題としました。

 インターンシップに参加した3名がそれぞれ、自分なりに興味を持ったテーマを掘り下げる形で、解説を行いました。当然ながら、彼ら、彼女らには足りないところがたくさんあった一方で、それを補う一生懸命さとそれを察してくれるお客さんの温かさが印象的なひと時でした。

準備して、お客さんの前で話すという貴重な体験が、何かしら今後の人生に生かせてもらえればと思っております。解説終了後には、学生さんはそろってぐたりしていました。お疲れさまでした。

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