今日は、第６回連続講座を開催しました。
講師は、京都橘大学の中久保先生で、「古代の食を復元する/食文化からみるSDGs」と題してお話してくださいました。
先生は、近年精力的取り組んでおられるのが、遺跡からみつかる土器が、どのように使われていたのかを追及する研究です。その過程ではじめた、土器を使った調理方法の復元実験、それからわかった古代の食の成果を盛り込みながら、古代の人々の食生活はどのようであったのかをお話しくださいました。土器の使用痕分析の最新の手法を紹介を交えながら、感覚的ではない、より客観性の高い手法に驚き、実際に実験してみないとわからないことの多さを実感しました。
受講生の方々も、普段の講座と切り口が違う内容を熱心に聞き入っていました。
