文化財イベント日記

連続講座第7回を開催しました!

 本日、年内最後の連続講座を開催しました。
 昨日から滋賀県の北部では、大雪が警戒されていましたがピークも越えたようでひと安心です。大津にある埋蔵文化財センター周辺は青空が広がっており、典型的な冬型の天気です。

 さて、本日の講座は、「大国近江の三つの宮-大津・紫香楽・保良、三都物語」と題して当協会の神保さんが講師を務めました。古代に畿内(和泉・河内・摂津・大和・山城)外に宮が置かれたのは近江だけですが、意外と知られていません。しかし、推定地域の発掘調査がされていますが、詳細が分かっていないのが実情です。講座では、神保さんが実態が分かっていないところを「日本書紀」や「続日本紀」の記載をはさみながら三都の位置づけとその背景を読み解いていきました。

 受講生の皆様のなかでも、あまりご存じない方もおられ、新たな発見があったようです。

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