新近江名所図会
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新近江名所圖会 第86回 近江商人発祥の地-五箇荘金堂町の街並み
東近江市 2012年1月25日東近江市五個荘金堂町 東近江市五箇荘は、江戸時代末期から昭和初期にかけて活躍した、近江商人発祥の地です。五個荘の近江商人は全国各地に進出して出店を持っていましたが、本宅には店としての機能をもたせなかっ…
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新近江名所圖会 第85回 古代の滋賀県庁-近江国府跡
大津市 2012年1月18日大津市大江・三大寺 瀬田唐橋の東1㎞の丘陵上、神領団地に隣接して近江国庁跡があります。 ここには、奈良時代の中ごろから平安時代の前半(8世紀中ごろ~10世紀後半)までの200年あまり、古代近江国を統治…
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新近江名所圖会 第83回 墳丘が残る平地の前方後方墳 -滋賀県指定史跡・神郷亀塚古墳
東近江市 2012年1月4日東近江市長勝寺八ノ坪 全長36.5mを測る神郷(じんごう)亀塚古墳は、発掘調査が実施された当時(平成13年)、新聞紙上で「最古級(3世紀前半)の前方後方墳」として注目をあつめました。 滋賀県内では皇子…
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新近江名所圖会 第82回 笹間ヶ岳-カミ宿りし山-
大津市 2011年12月28日大津市関津 大津市の南東部、瀬田川左岸には田上山あるいは湖南アルプスと呼称される山々が連なっています。この山並は標高599mの太神山を主峰とし、八筈ヶ岳(562m)、猪背山(553m)、笹間ヶ岳(43…
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新近江名所圖会 第81回 文字か絵画か? -安閑神社の神代文字碑-
高島市 2011年12月21日高島市安曇川町三尾里 かつて一部の人々によって日本に漢字が伝来する以前に既に文字が使用されていたとする説がありました。これらの文字は「神代文字(かみよもじ・じんだいもじ)」と呼ばれています。高島市安曇…
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新近江名所圖会 第80回 鍛冶屋敷遺跡-紫香楽大仏に関する重大な発見-
甲賀市 2011年12月14日甲賀市信楽町黄瀬 聖武天皇は、天平14年(742)から16年(744)にかけて5回も紫香楽を訪れています。紫香楽に心惹かれた聖武天皇は紫香楽での大仏造立を宣言し、ここに仏教の聖地を築くことを目指したの…
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新近江名所圖会 第79回 いにしえのベストロケーション-摺針峠
彦根市 2011年12月7日彦根市鳥居本町 近江国、滋賀県は古代から今に至るまで日本列島の東西交通の要衝を占めています。それは、国道1号・8号・161号、東海道本線・湖西線、東海道新幹線、名神高速道路が今も通っていることからもわ…
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新近江名所圖会 第78回 大正時代にタイムスリップ-旧伊庭家住宅
近江八幡市 2011年11月30日近江八幡市安土町小中 近江八幡市には、「ヴォーリズ建築」と呼ばれる和洋折衷の独特な建造物がいくつかあります。これらはアメリカ人建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による建物で、市の指定文化財に…
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新近江名所圖会 第77回 地域に残る近代の足跡-「皇紀二千六百年」記念燈籠
東近江市 2011年11月23日東近江市上平木 タイトルに挙げた「皇紀二千六百年」、60代以上の方はすぐに意味の分かるかもしれませんが、若い人はピンと来ないかもしれません。 昭和15(1940)年が神武天皇の即位から2600年に当た…
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新近江名所圖会 第76回 棚田のある風景-鵜川の棚田
高島市 2011年11月16日高島市鵜川 「千枚田(せんまいだ)」とか「段々畑(だんだんばたけ)」と呼ばれる「棚田」、全国的には能登半島の輪島市白米や長野県千曲市の姨捨が有名です。 棚田とは、農林水産省によれば急傾斜の山間地の階段…
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新近江名所圖会 第75回 失われゆく風景 -失われた鉄路の痕跡その2:旧近江今津駅
高島市 2011年11月9日高島市今津町 滋賀県内では、近年急速に開発が進んできました。その結果、これまではごく普通に目になじんでいた光景が失われつつあります。その風景を新近江名所図絵の一つとして、ご紹介しようと思います。 第1…
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