古代
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第144回 やっぱりあった!! 古代の石切場跡 ―石山寺―
大津市 2013年3月20日(大津市) 石山寺は瀬田川の西岸にある東寺真言宗の別格本山で、西国三十三所観音霊場の第十三番札所として多くの参拝者で賑わいます。風光明媚な環境は「石山秋月」として近江八景のひとつに数えられ、紫式部が当…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第137回 いにしえの志賀越みち―崇福寺跡から志賀峠へ―
大津市 2013年1月23日古代の都と近江を結ぶ道は逢坂山を越える道が主に使われましたが、そのほかにもいくつかの道筋がありました。その1つが現在の大津市坂本から滋賀里見世村を経由し、崇福寺(すうふくじ)前を通って志賀峠を越え、山…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第128回 水源を飾る庭-阿自岐神社庭園-
豊郷町 2012年11月14日(犬上郡豊郷町安食西) 今回で第128回を数える新近江名所図絵。にもかかわらず、豊郷町が登場するのは今回が初めて。豊郷町民の方々、お待たせいたしました。豊郷町といえば「けいおん」の舞台として有名になっ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第124回 重文に指定された中世文書 -大嶋神社・奥津嶋神社-
近江八幡市 2012年10月17日(近江八幡市北津田) 仕事がら、県内各地の発掘調査現場を担当しますので、数か月から、長いときには数年にわたり、一つの現場に通うことになります。自分が担当した現場には愛着がわきますし、担当した遺跡を取り…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第115回 謎多き寺 甲賀寺か -史跡紫香楽宮跡内裏野丘陵地区-
甲賀市 2012年8月15日(甲賀市信楽町黄瀬・牧) 信楽高原鐵道の紫香楽宮跡駅から北西へ約1㎞、国道307号線「牧東」交差点から北へ約500m進むと、松林に覆われた丘陵地に残る史跡紫香楽宮跡内裏野地区にたどり着きます。ここは、…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第113回 三井寺散策 ―園城寺周辺を歩く―
大津市 2012年8月1日(大津市園城寺町・御陵町) 京阪電車を三井寺駅で降りて疎水沿いに少し歩いて北国橋の交差点で右折、大門通に出れば左手に園城寺の大門(仁王門・重要文化財)が見えます。仁王門をくぐった先には国宝の金堂があり…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第111回 湖南仏教文化の中心―金勝寺-
栗東市 2012年7月18日(栗東市荒張) 競走馬の調教で有名なJRA栗東トレーニングセンター(通称トレセン)から県道12号を信楽方面へ4.5㎞進むと、金勝山(こんぜやま)の頂上近くの金勝寺(こんしょうじ)に辿りつきます。天台宗…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第100回 こちらが本家-唐臼山古墳-
大津市 2012年5月2日大津市水明 『日本書紀』によると、推古天皇15年(607)7月に小野妹子(おののいもこ)を団長とする第2回目の遣隋使が派遣されています。隋の都である西安市に入った妹子が、有名な「日出づる処の天子、書を…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.74 私の名前だけど・・・-北萱遺跡出土墨書土器
草津市 2012年3月5日私が発掘調査を担当しました中に草津市の北萱(きたがや)遺跡があります。調査地は、草津市の西南部にあり、そこは「矢橋の帰帆」で有名な矢橋町の真北にあたります。新草津川をこの場所に通すための事前調査で、現…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第85回 古代の滋賀県庁-近江国府跡
大津市 2012年1月18日大津市大江・三大寺 瀬田唐橋の東1㎞の丘陵上、神領団地に隣接して近江国庁跡があります。 ここには、奈良時代の中ごろから平安時代の前半(8世紀中ごろ~10世紀後半)までの200年あまり、古代近江国を統治…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第82回 笹間ヶ岳-カミ宿りし山-
大津市 2011年12月28日大津市関津 大津市の南東部、瀬田川左岸には田上山あるいは湖南アルプスと呼称される山々が連なっています。この山並は標高599mの太神山を主峰とし、八筈ヶ岳(562m)、猪背山(553m)、笹間ヶ岳(43…
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