縄文時代
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №314 実りの秋を彩る逸品―「どんぐり」―
大津市 2021年11月24日“どんぐりコロコロ どんぶりこ…♪”。 広く知られた童謡で、秋を象徴する「どんぐり」が登場します。近年では「どんぐり」といえば“トトロ”でしょうか。幼い頃に童謡を口ずさみ、野山や公園で実を拾った方も…
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調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―
大津市 2021年7月7日縄文時代の遺跡における“くるみ”の出土例は、北海道から九州までの広範囲におよび、時期的にも草創期から晩期までの各時期にわたります。そのほとんどは自然由来のものか食料残滓として知られていますが、それとは…
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調査員のおすすめの逸品 №308 縄文土器と調査員の鑑識眼
その他 2021年6月30日発掘調査に従事する調査員は、しばしば、警察の鑑識に例えられることがあります。テレビの警察のドラマで、事件現場の草叢をしゃがみながら鑑識の人が証拠品を探し、残された小さな証拠品を発見し、見つけてビニール…
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調査員のおすすめの逸品 №307 焼けた粘土のカタマリー焼成粘土塊/その正体は? ー
2021年6月9日「粘土を捏ねて粘土紐を作り、その粘土紐を積み上げて土器の形を作り、表面に文様をつけて、乾燥させて、火で焼く。」これは縄文土器そのものを丁寧に観察することで見えてくる、縄文土器を作る大まかな工程・手順で…
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調査員のおすすめの逸品 №305 そのカーブが人を惑わす?米原市入江内湖遺跡の縄文時代の釣針
2021年5月12日発掘調査をしておりますと、調査員がドギマギしてしまうような逸品がしばしば出てまいります。そんな時の現場はたいてい大騒ぎ。おのずと皆のテンションも上がります。発掘調査はやっぱり楽しいもの。今回ご紹介いた…
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調査員のおすすめの逸品 №299 登場と消滅の謎-土偶と土版
近江八幡市 2021年1月6日これまで「調査員のおすすめの逸品」では、自ら発掘調査を行った遺跡から出土した土偶を取り上げてきました。今回はその土偶シリーズの最後の逸品です。 今回紹介する逸品は、近江八幡市後川(うしろかわ)遺跡から…
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調査員のおすすめの逸品 №296 縄文人の秋の味覚・クリー大津市粟津湖底遺跡出土クリ
大津市 2020年11月11日秋の味覚の代表といえば、クリ。この季節になると、コンビニのデザートコーナーもクリフェアーが開催されています。鋭いトゲをもつ外皮からのぞくツヤツヤとした茶色の果皮に、その果皮に包まれた種子の部分(私たち…
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調査員のおすすめの逸品 №287 いにしえ人のイレズミ-赤野井浜遺跡出土黥面土偶と土偶形容器
守山市 2020年6月24日このコーナーでは、縄文時代の出産を表す逸品(調査員の逸品No.20)、 最果てのハート形土偶-小川原遺跡(甲良町)-(調査員の逸品No.169)と2点の土偶を紹介してきました。今回は、縄文時代の出産を…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №270 縄文人の落とし物を1万年後の縄文人がリサイクルした
東近江市 2019年10月16日東近江市の下羽田遺跡を発掘していたある日、良質な青色をしたチャート製の石器(写真1)が出土しました。その石器は細長く、左右両方が折れていました(折られていたのかもしれません) 。刃および背に丁寧な加工…
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調査員のおすすめの逸品 №269 堅く焼け締まった縄文土器 ―どうやって焼いたのか?―
大津市 2019年10月2日縄文時代の土器は、「野焼き」という、たき火のような、キャンプファイヤーのような、そんな炎の中で焼かれた、というイメージをお持ちの方は多いと思います。歴史の授業でも、そのように習ったかも知れませんし、実…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第293回 考古学史に名高い近江の縄文時代遺跡 ―安土遺跡―
近江八幡市 2019年5月10日近江八幡市安土町下豊浦 今回の新近江名所圖会は、知る人ぞ知る、縄文時代の貴重な遺跡を紹介したいと思います。場所は近江八幡市安土町下豊浦、安土山の麓にあたります。 有名な安土城跡のある安土山は、1940…
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