その他
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第353回 オタマジャクシと2本の大木―多賀町飯盛木
多賀町 2021年8月18日皆さんはNHKで毎週放送されている「チコちゃんに叱られる!」はご存知ですか?チコちゃんという名の5歳児設定の着ぐるみが、芸人の岡村隆史さんとゲストの大人達に素朴な疑問を投げかけ、答えられないと「ボーっ…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第347回 ライフラインに思いを馳せる ―近江八幡市立郷土資料館―
近江八幡市 2021年6月2日当ホームページの「調査員オススメの逸品」第221回で、大津市大津廃寺の発掘調査で見つかった江戸時代の水道遺構が紹介されていました。これと同じような水道遺構を、私も調査した経験があります。私が調査したの…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第342回 米相場を知りたければ山を見よ-近江八幡市岩戸山の旗振り場
近江八幡市 2021年4月7日電話やインターネット、SNSといった情報伝達の手段が飛躍的に発達している現在ですが、かつては飛脚や早馬、あるいは狼煙といった方法で遠方までの情報伝達を行っていました。今回は滋賀県内に残る情報伝達の中継…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第337回 忘れ去られた道-芦浦街道を歩く【大津市編】
大津市 2021年2月10日その存在を知ったのは、2年前の令和元年(2019)の夏のことでした。小学校6年生だった娘の夏休みの地域学習の課題に、「地元の歴史を調べる」といったものがありました。その取材に付き合って、2人で大津市大…
続きを読む -
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №300 地図から読み解く歴史-古地図と発掘調査
長浜市 2021年1月27日発掘調査をおこなうときには古地図などを使った事前調査を行います。古い地図を子細に調査し、その場所の歴史を知ろうというわけです。 古い地図といえば、伊能忠敬(1745~1818年)が測量を行って精度の高…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第335回 真野の入江と2つの神社-大津市神田神社
大津市 2021年1月20日JR湖西線堅田駅から北へ、真野川を越えたところに東西に少し開けた場所があります。この地は現在真野と呼ばれているように、真野氏が居住していたと考えられます。真野氏は持統天皇4年(690年)に和邇部臣から…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第334回 おうみの匠をたずねて-紺喜染織(湖南市下田)-
湖南市 2021年1月13日先日、湖南市下田(旧甲西町)の紺喜染織さんに藍染の体験に寄せてもらいました。 今やほとんど見かけなくなった「紺屋さん」は、そめものを生業にする職人の中でも特に藍染めに特化した職人です。昔は農家が木綿や…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第332回 登って辿る近江の歴史-東近江トレイル猪子山〜繖山(東近江市)ー
東近江市 2020年12月9日東近江市に所在する猪子(いのこ)山から繖(きぬがさ)山にかけて縦走する約7㎞程度のトレッキングルートを紹介します。このルートでは、近江の豊かな自然と共に、そこで築かれた歴史の一部を垣間見ることができま…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第326回 転ばぬ先の杖-大津の明治29年の水害碑を中心に(その2)
大津市 2020年10月7日※第326回からの続き ◆おすすめPoint ◇善念寺裏の石垣(大津市大萱3丁目) 第2は大津市大萱3丁目の善念寺裏の石垣に洪水時の水位が刻まれています。石垣の上には「この下の横線は琵琶湖大洪水明治廿…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第325回 転ばぬ先の杖-大津の明治29年の水害碑を中心に(その1)
大津市 2020年9月30日異常気象というべきでしょう。毎年、全国で地震や集中豪雨、台風による自然災害が頻発しています。河川の決壊による住宅の浸水や流失、土砂崩れによる生き埋めなど悲惨な災害が繰り返されています。 第218回『新…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第323回 信楽焼の歴史が学べる信楽焼ミュージアム ―リニューアルオープンした信楽伝統産業会館―
甲賀市 2020年9月2日中世の遺跡・遺構の発掘調査を担当することもよくあるのですが、その際に必ずと言っていいほど出土するのが、信楽焼の焼締陶器です。大甕の破片も多いですが(もともと大きいので)、やはり擂鉢の出土が最も多いです…
続きを読む