名勝地
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第359回 山と水の神さまに感謝して、日々を暮らす―多賀町萱原の山村景観―
多賀町 2021年10月13日わたしの大好きな写真集のひとつに『ジャパン・カントリー・リビング』があります。写真家の木村しんさんと、アメリカ人の加藤エイミーさんが日本の田舎を旅して、いまや失われつつあるその集落景観の美と伝統につい…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第328回 天井川は生きている-草津市草津川跡地公園
草津市 2020年10月28日草津川といえば、天井川として有名ですが、平成14年(2002年)に草津川放水路が完成し、草津市青地町より西側(琵琶湖側)の旧草津川は廃川となりました。 私は、旧草津川はほとんどが人工河川と考えており、…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第309回 悠久のときが描く、ミルクロード ー乳白色に輝く芹川の景観ー
2020年3月11日川の色といえば、「青」と連想する方がほとんどでしょう。 ここ滋賀県には、琵琶湖に注ぐ河川が数多くあります。その中に、美しい「乳白色」のせせらぎを楽しめる河川があるのをご存知でしょうか?それが、多賀町を…
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新近江名所圖会 第285回 明智左馬之助湖水渡り伝承の地・大津市打出浜
大津市 2018年12月14日大津の湖上に浮かぶ滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜地先)の前には、「明智左馬之助湖水渡ところ」と刻まれた石碑があります(写真1)。 明智左馬之助こと明智秀満は、織田信長の重臣・明智光秀の娘婿とされる…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第161回 紅葉の「湖東三山」と「湖東三山スマートインターチェンジ」開通
愛荘町 甲良町 東近江市 2013年10月30日(甲良町池寺・愛荘町松尾寺・東近江市百済寺町) 今年も紅葉狩りの季節がやってきました。9月中頃に北海道大雪山に始まり12月にかけて九州に南下していくことから、桜前線に対して紅葉前線と呼ばれています。紅…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第160回 楽しみながら守られ続ける古庭園「旧正蔵坊庭園」
大津市 2013年10月16日(大津市小関町) 滋賀県内には文化庁が名勝に指定している庭園が19件あり、文化財としての価値が評価された庭園は、滋賀県や市町指定のものも含むと、数は少なくありません。その背景には、歴史ある多くの寺社の…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第156回 白洲正子が愛でた沖つ島山 -沖島その2-
2013年8月21日(近江八幡市沖島町) 沖島については、第55回でも紹介しましたが、今回は少し違った視点から見てみたいと思います。 沖島は、近江八幡市伊崎の沖合、琵琶湖の中央部東岸寄りにある琵琶湖最大の島です。島の周囲…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第154回 酷暑におススメのパワースポット―鶏鳴(けいめい)の滝―
甲賀市 2013年7月24日(甲賀市信楽町神山) 暑い日には水辺に行くと少しは過ごしやすくなります。とりわけ滝のそばはひんやり涼しくて、とても気持ちの良いものです。また滝には独特のパワーがあるらしく、冬場でさえ滝を訪れると、寒い…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第152回 草津市野路の東海道を歩く― 一里塚と萩の玉川―
草津市 2013年6月26日(草津市野路) これまで、旧東海道については、本コーナーで幾度となく取り上げてきました。大津市域では「瀬田唐橋」(第42回・第58回)や、「粟津の晴嵐」(第96回)・「鳥居川の立場・一里山」(第131…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第136回 東海道名物「豆腐田楽」発祥の地を訪ねて
栗東市 2013年1月16日江戸時代に安藤広重が描いた『東海道五十三次』(天保4年(1883))の浮世絵などで紹介されている、栗東市岡にある「豆腐田楽(でんがく)」発祥の地を訪ねて来ました。この地は、京都・江戸間を結ぶ旧東海道沿…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第128回 水源を飾る庭-阿自岐神社庭園-
豊郷町 2012年11月14日(犬上郡豊郷町安食西) 今回で第128回を数える新近江名所図絵。にもかかわらず、豊郷町が登場するのは今回が初めて。豊郷町民の方々、お待たせいたしました。豊郷町といえば「けいおん」の舞台として有名になっ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第127回 日本一の水郷の景観-近江八幡の水郷-
近江八幡市 2012年11月7日(近江八幡市白王町・円山町ほか) 今回は、滋賀県立安土城考古博物館で11月23日(金・祝)から開かれる、『第45回企画展 暮らしが生んだ絶景-琵琶湖の文化的景観-』でとりあげる、近江八幡の水郷をご紹介…
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