公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、東近江土木事務所が計画する近江八幡竜王線道路整備事業に伴い、近江八幡市千僧供町に所在する御館前遺跡の発掘調査を昨年(2022年)9月から実施しており、現在も継続中です。
これまでの発掘調査の結果、弥生時代から鎌倉時代にかけての集落に関する遺構を検出しました。そして、それらに伴ってさまざまな遺物が出土しています。
本年度の調査対象地では、古墳時代(約1400年前)の竪穴建物と鎌倉時代(約800年前)の掘立柱建物を複数棟確認しています。
その調査成果について、地元向けの説明会を令和5年7月9日(日)に開催しました!
当日は、怪しい空模様でありましたが、職員たちの祈りが通じたのか、雨に降られることもなく、無事に実施することができました。そんな天気の中でしたが、30名以上の方がご参加くださり、多くの方々に地元の歴史について耳を傾けていただきました。
★★★当日配布した現地説明会の資料はこちらからダウンロードできます。★★★