文化財イベント日記

【三館連携ワークショップ】「手ざわりで味わう絵本と文化財」が開催されました!

●現在開催中!滋賀県立美術館「”みかた”の多い美術館展」関連イベントが開催されました!

滋賀県立美術館では2023年10月7日から11月19日にかけて、「”みかた”の多い美術館展」が開催されています。心と身体、ぜんぶで楽しむ展覧会をコンセプトに、さわったり、自分でつくったりなど、さまざまな人たちが楽しむことができる展示になっています。

●ワークショップのようす●

さて、10月8日にその関連イベント、ワークショップ「手ざわりで味わう絵本と文化財」が滋賀県立美術館木のホールにて実施されました!

このイベントは、びわこ文化公園に所在する、県立美術館、県立図書館、滋賀県埋蔵文化財センターの3館が連携して実施したものです。

わたしたちは、縄文時代から室町時代までのさまざまな土器を展示し、実際に触れてもらいながら、解説をさせていただきました。

●ホンモノに触れる感動を!

●傷つけないよう、緊張しながら丁寧に触れるみなさん●

参加されたみなさんからは、口々に「これって、ホンモノなんですか?」「ほんとにさわってもいいんですか?」と、驚きの声がたくさん上がっていたのが印象的でした。

わたしたちは、普段から土器にふれる仕事をしているので、あまり気にすることはなくなりましたが、一般の方々にとって「ホンモノ」の土器にふれることがどれだけ感動していただけるかを改めて感じたイベントになりました。

いろんな人達からの「みかた」をもっと勉強して、より多くの人たちにこの感動を伝えていくのも、文化財に携わるわたしたちの使命なのだと実感させていただきました。

“みかた”の多い美術館展は、来月まで会期がございます。興味をもっていただけたら、ぜひ来館ください。そのついでに、滋賀県埋蔵文化財センターもお立ち寄りいただければ幸いです。

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