文化財イベント日記

R5第2回文化財保存活用地域計画学習会を開催しました!

 本日、今年度第2回の文化財保存活用地域計画学習会を栗東市で開催しました。天気が心配でしたが、何とか開催時には雨も上がりほっとしました。

 さて、今回の学習会のテーマは、「東海道を使った文化財の保存と活用」でした。栗東市六地蔵に所在する旧和中散本舗を核として、市内を通っている東海道筋をどのように保存し、活用するかを現地を歩き、参加者それぞれの目で確認しました。また、旧和中散本舗では、所有者さんの好意で建物内を見学、解説していただきました。

 その後に今回の学習会のホスト役、栗東市の文化財担当の雨森さんから「栗東市文化財保存活用地域計画」の概要、栗東市の文化財に焦点をあてた課題、そして今日、実見した東海道筋の文化財の保存と活用の課題について報告していただいた後、参加者と東海道筋の保存と活用について意見を交わしました。

 今回の学習会でも文化財の活用とはどうあるべきなのかを非常に考えさせられました。地域が文化財を守りながら持続すること、地域が元気になるようにはどのようにしたらよいのか、今後も具体的な取り組み等を踏まえながら、各地域の実情、特徴にあわせて考えていかなくてはならいことを痛感しました。

 参加していただいた大学関係者、県内市町の担当者の方々、お疲れさまでした。

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