
大津市稲津に所在する里西遺跡から出土した烏帽子(えぼし)の保存処理が終了しましたので記者発表を行いました。
保存処理が終了した烏帽子は令和4年度の調査でお墓から出土しました。お墓の中からは青磁椀・土師器皿・鉄器(短刀・鋏)がいっしょに出土しています。
烏帽子は、中世では成人男性の必需品として広く普及していたものです(写真1:復元品)。
記者発表では、調査を担当していた中村智孝さんが、記者さんを前に解説をしました。今回発表した烏帽子は、4/5まで大津市瀬田のびわこ文化公園内にある滋賀県埋蔵文化財センターで展示しています。ぜひとも実物を見に来てください。展示等の詳細は、コチラでご覧になれます