新近江名所図会
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新近江名所圖会 第349回 ちょっと昔の白髭神社―西近江路をたどる―(後編)
大津市 2021年6月24日湖中の鳥居で有名な白髭神社周辺にはいろんな見どころがあります。今回はちょっと昔の神社周辺の様子の続きです。 車と鉄道の西近江路 時代の流れに乗り、昭和の初めに道の拡幅工事と江若鉄道の敷設がほぼ同時に行…
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新近江名所圖会 第348回 ちょっと昔の白髭神社―西近江路をたどる―(前編)
大津市 2021年6月16日湖中に佇む鳥居の景観とパワースポットとして人気の白髭神社は、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として認定されています。神社の縁起等については新近江名所圖会第24回でも紹…
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新近江名所圖会 第347回 ライフラインに思いを馳せる ―近江八幡市立郷土資料館―
近江八幡市 2021年6月2日当ホームページの「調査員オススメの逸品」第221回で、大津市大津廃寺の発掘調査で見つかった江戸時代の水道遺構が紹介されていました。これと同じような水道遺構を、私も調査した経験があります。私が調査したの…
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新近江名所圖会 第346回 きのこファンの聖地? ―菌(くさびら)神社―
栗東市 2021年5月26日今回は、全国のキノコファンや、発酵・醸造・バイオテクノロジー等の関係者が多く訪れる菌神社を紹介します。 菌神社は、草津から守山に抜ける旧中山道に近い場所にある、江戸時代を通じて膳所藩領であった中沢集落…
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新近江名所圖会 第345回 近江源氏佐々木氏の初期の居館跡 ―小脇館跡推定地―
2021年5月5日滋賀県には1300箇所におよぶ城館跡があります。この中には、中世の史料に記された居館に比定されているものもあります。今回紹介する小脇館跡もその一例で、鎌倉時代に成立した歴史書、『吾妻鏡』に登場する佐々…
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新近江名所圖会 第344回 かつてはあった、近江の空の玄関口ー旧陸軍八日市飛行場
東近江市 2021年4月28日ライト兄弟が有人動力飛行機を離陸させたのは1903年のこと。それからまもない1911年に、旧日本陸軍は早くも所沢に飛行場を開設し、4年後に飛行大隊を編成しています。1914年に始まった第一次世界大戦で…
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新近江名所圖会 第343回 石に彫られた仏さま-湖南市岩根山の磨崖仏
湖南市 2021年4月21日旧甲賀郡の西北地域(現湖南市域)の野洲川にそって続く丘陵地は、岩根と呼ばれます。 岩根山は、古くは石根山と書き、甲賀山とも言われていました。山体は花崗岩でできています。 この山の中腹には、最澄の祈りに…
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新近江名所圖会 第342回 米相場を知りたければ山を見よ-近江八幡市岩戸山の旗振り場
近江八幡市 2021年4月7日電話やインターネット、SNSといった情報伝達の手段が飛躍的に発達している現在ですが、かつては飛脚や早馬、あるいは狼煙といった方法で遠方までの情報伝達を行っていました。今回は滋賀県内に残る情報伝達の中継…
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新近江名所圖会 第341回 長浜平野を拓いた人物が眠る墓-長浜茶臼山古墳
長浜市 2021年3月24日長浜市と米原市旧山東町との境に連なる横山丘陵。そのもっとも北の部分は、龍が伏(臥)せたような姿に似ていることから「臥龍山」と、先端部は龍の鼻先を模して「龍ヶ鼻」と地元では呼ばれています。この場所は、す…
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新近江名所圖会 第340回 俳句がとりむすぶ人々の墓地―竜ケ丘俳人墓地
大津市 2021年3月10日竜ケ丘俳人墓地は、JR琵琶湖線膳所駅のホームから南側をみると、目の前に崖状の段差があり、その上には建物が建ち並んでいます。建物群の向こうには、東西に国道1号線が走っており、建ち並ぶ建物群の間に、通過す…
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新近江名所圖会 第339回 信長が見た光景-近江八幡市安土城内摠見寺跡の三重塔と楼門
近江八幡市 2021年3月3日天下人となった織田信長は、天正3年(1575)11月28日に家督と岐阜城、領国の尾張・美濃を嫡男の信忠に譲ると、翌年正月から近江琵琶湖畔の安土山に新たな城の普請をはじめます。そして、同7年に天主、同9…
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新近江名所圖会 第338回 湖国の迎賓館と呼ばれた歴史あるホテルの建物-大津市「びわ湖大津館」
大津市 2021年2月17日大津市域の琵琶湖西岸に位置する柳が崎は、かつては湖のレジャーを楽しむ水泳場などがあった場所として知られています。JR湖西線の大津京駅から北東側に1㎞ほどの距離にあたるこの場所には、平成10年(1998…
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