近現代
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第183回 博物館を取り巻く文化財
近江八幡市 2014年9月24日安土城跡・観音寺城跡・瓢簞山古墳・大中の湖南遺跡の一つの特別史跡と三つの史跡からなる近江風土記の丘には、中核施設として滋賀県立安土城考古博物館があります。博物館では、考古と信長・城郭を中心とする常設展…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第170回 大規模治水工事の歴史 ―「百間堤」と「こうもり穴」―
大津市 2014年3月12日(大津市大物・八屋戸) 平成25年(2013)10月15・16日に滋賀県を通過した台風26号は、県内各地に多くの被害をもたらしました。大津市北小松の北比良山系から楊梅滝(第116回)を経て流れ下る滝川…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.115 地域の歴史を示す近代遺物―草津市中沢遺跡の陶磁器・ガラス瓶―
草津市 2013年9月11日私は、平成23年度に草津市西渋川で中沢遺跡の発掘調査を担当しました。中沢遺跡は、草津市と栗東市にまたがって位置する、弥生時代から古墳時代にかけての集落遺跡で、良好な遺存状態の木製品や土器類が多数出土す…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第153回 集斯亭―日野町・恩山面姉妹都市交流20周年記念―
日野町 2013年7月11日(蒲生郡日野町小野) 六角形の平面形態で軒先は緩く弯曲し、その頂(いただき)を仏塔状のモニュメントで飾る、エキゾチックなこの建物をご存じでしょうか? これは日野町小野にある鬼室神社の隣の「国際交流広場…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第150回 地域に残る近代の足跡(2) -大音の奉安殿-
長浜市 2013年5月29日(長浜市木ノ本町大音) ガイドブックには載らない、でも隠れた歴史的名所を紹介するこのコーナーも、読者の皆様の熱狂的支持(?)によって連載150回を迎えました!!。やはり滋賀県、歴史を調べるにはネタが尽…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第145回 八幡神社の「野大神」 ―高月町のケヤキ巨木―
長浜市 2013年3月27日(長浜市高月町柏原) 「御神木」とは、時として神体そのものを示すこともありますが、一般的には神社やその境内にある木や鎮守の森を指して言うようです。また神木は、神域や結界を示す役割を担っていることもあり…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第132回 ちはやふる神の社 ―近江神宮―
大津市 2012年12月12日(大津市神宮町) 小学生の頃、校内で「百人一首かるた大会」があり、大好きだった子と同じグループになった私は、それはもう必死で百人一首を覚えたものでした。その子の気を引きたいがため、そのためだけに・・・…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第129回 「明治山」という祭祀空間 ~長浜市・明治山旌忠塔~
長浜市 2012年11月21日(長浜市大島町) 今回御紹介する長浜市大島町の明治山旌忠(せいちゅう)塔とは、当協会の『紀要』第25号(2012年3月刊行)で、筆者が紹介した戦争記念碑です。戦争記念碑とは一般的に、「忠魂碑」「忠霊塔…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第118回 近江上布伝統産業会館
愛荘町 2012年9月5日(愛知郡愛荘町愛知川) 毎日暑い日が続きます。この暑い時期に少しでも涼しく快適に過ごすには、麻素材の衣類などを活用するのが一番です。麻は木綿よりも吸湿速乾性に優れ、着ていても涼しく、洗濯しても乾きが早…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第97回 今も残る昔の道―信楽街道(源内道)―
大津市 2012年4月11日大津市瀬田 道路は、私たちの生活に必要な公共施設の中で最も大きく変化したものでしょう。今の道路事情を思うと信じられないことですが、昭和時代前期までの日本の道路は、基本的に一部の大都市や国道を除き、人馬…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖会 第82回 笹間ヶ岳-カミ宿りし山-
大津市 2011年12月28日大津市関津 大津市の南東部、瀬田川左岸には田上山あるいは湖南アルプスと呼称される山々が連なっています。この山並は標高599mの太神山を主峰とし、八筈ヶ岳(562m)、猪背山(553m)、笹間ヶ岳(43…
続きを読む