考古資料
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.65 古代の自画像?-六反田遺跡出土人形
彦根市 2011年10月31日古代人の顔?てどのようなものだったのでしょうか。当然、写真があったわけではありませんので絵図等から想像するしかありませんが、もしかしたら自分で書いた顔かも?という資料が遺跡から出土します。 人形それは…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.64 これさえあればウマく乗れます-蛭子田遺跡出土木製壺鐙-
東近江市 2011年10月17日それは新米調査員である私が現在調査を担当している、東近江市木村町に所在する蛭子田遺跡の調査でのことです。調査員となってまだわずか数週間、最初に調査を開始した調査区で見つかった河川跡から、出土品としては…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.62 “冠”を被ったけったいな姿の人物たち ―関津遺跡出土絵画木製品―
大津市 2011年9月19日大津市関津遺跡といえば、これまでの発掘調査で奈良時代から平安時代前期に大和と近江を最短距離で結ぶ「田原道」とその道路沿いに官衙などの建物が配置されていたこと、室町時代の大規模な港湾施設が整備されていた…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.58 やはり文字はすごい!-六反田遺跡出土木簡
彦根市 2011年7月25日遺跡や遺構の性格、これを判断したり決定することは調査員にとって最も悩ましい仕事の一つである反面、解明したときの醍醐味は格別です。 遺構検出時には地面を丁寧に削り、土の色の変化を見つけ出します。掘削時に…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.57 近江と大和を結ぶ土器-関津遺跡出土の大和型瓦器
大津市 2011年7月11日大津市関津遺跡では、大和型瓦器と呼称される器が多数出土しています。 瓦器とは、鎌倉時代を中心に平安時代後期から室町時代にかけて使用されたもので、器の表面を燻し焼きすることにより金属的な光沢感をもたせた…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.55 弥生時代の大臼-草津市柳遺跡出土-
草津市 2011年6月13日今回紹介する臼は、2001年に草津市の柳遺跡から出土したものです。発掘調査は草津川放水路(新草津川)改修工事の事前調査として実施しました。この調査は、翌2002年に予定されていた新川の暫定通水に向けて…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第51回 石田三成ゆかりの地-長浜市石田町
長浜市 2011年5月25日長浜市石田町 石田会館は石田三成出生地、長浜市石田町にある公民館です。石田家の屋敷跡地(南端)に位置しています。玄関前には石田一族の供養塔が建てられ、三成像もあります。また、建物の裏手には堀の跡も残さ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.53 県内最古の人工遺物に思いを馳せて―瀬田川川底出土の「ナイフ形石器」
大津市 2011年5月16日大津市螢谷の瀬田川の川床から旧石器時代の石器が出土しています。蛍谷遺跡と呼ばれています。この石器は「ナイフ形石器」と呼ばれる約2万数千年前の後期旧石器時代の遺物で、滋賀県内でこれまでに見つかっている最…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.51 日本の伝統楽器「こと」―ひとの心を奏でる逸品―
その他 草津市 守山市 彦根市 高島市 2011年4月18日楽器で「こと」といえば、平安時代には弦楽器の総称でしたが、このうち、筝が広く演奏されるようになったのに対し、そのほかは雅楽など一部でしか使われなくなりました。現代では“こと”は13本の絃を持つ「箏(そ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第40回 北近江を散策する-丸子船の館-
長浜市 2011年3月9日長浜市西浅井町大浦 かつては湖上交通の船や漁船でにぎわったという大浦は、いまは静かな港です。港や葛籠尾崎半島を望む湖岸には、ベンチや散策できるようなところもあり、渺々たる琵琶湖をのんびり満喫できるとこ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.47 謎の丸鍬の正体-中兵庫遺跡出土泥除け-
草津市 2011年2月21日琵琶湖やそこに流れ込む河川が作り出す沖積地は地下水も豊富で、この地域にある遺跡は、内陸部の遺跡では残らない多くの木製品が出土します。こうした木製品の中には、現在使われているものや最近まで使われてきたも…
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