甲賀市
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オススメの逸品
調査員おすすめの逸品150「平安時代の近江ブランド陶器-甲賀市水口町春日北遺跡の施釉陶器-」
大津市 2015年1月28日施釉(せゆう)陶器とは釉(うわぐすり)をかけた焼き物のことです。今わたしたちが使っている食器のほとんどは釉がかけられています。しかし、古代では施釉された器は高級品でした。 古代の施釉陶器には、鉛釉に銅…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第159回 地域を睥睨する統一政権の城-水口岡山城跡-
甲賀市 2013年10月2日(甲賀市水口町水口小字小城) 城郭に多少の興味のある人なら、甲賀の城と聞いて連想するのは、「方形居館」だと思います。方形居館とは、居館の周囲を土塁と堀で囲った50m四方ほどの小規模な城砦のことで、郡内…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.109 平安時代の滋賀県の名産品-春日北遺跡出土緑釉陶器-
甲賀市 2013年6月5日滋賀県の名産品といえば何を思い浮かべますか? すぐに頭に浮かぶのは、狸の置物で有名な信楽焼ではないでしょうか。しかし、この信楽焼が名産品として名を馳せるのは江戸時代以降で、狸にいたっては昭和期になって…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.93 高さ7mの磨崖仏を実測せよ!? ―3次元写真計測システム―
その他 甲賀市 2012年10月29日時代が進むとともに、測量機器も進化して賢くなり、便利になっていくのは良いのですが、頭と体がついていかなくなります。頭がついて行かないのは勉強すればなんとかなるのですが、体がついていかないのはどうしよう…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第121回 神君伊賀越えのルート -御斎峠・桜峠- ―自転車で峠越えvol.2―
甲賀市 2012年9月26日第117回の国見峠は、自転車での峠越えについてご紹介しました。今回は、ぐっと南に下がって甲賀市信楽町の御斎(おとぎ)峠と桜峠をご紹介します。御斎峠・桜峠はともに伊賀国へ通じる峠です。 『近江輿地志略』…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第115回 謎多き寺 甲賀寺か -史跡紫香楽宮跡内裏野丘陵地区-
甲賀市 2012年8月15日(甲賀市信楽町黄瀬・牧) 信楽高原鐵道の紫香楽宮跡駅から北西へ約1㎞、国道307号線「牧東」交差点から北へ約500m進むと、松林に覆われた丘陵地に残る史跡紫香楽宮跡内裏野地区にたどり着きます。ここは、…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第105回 深山の柵 ―人間とカモシカの共生―
甲賀市 2012年6月6日甲賀市から日野町にかけての鈴鹿山地を歩くと、山の中に設置された柵に出くわします。数ヘクタール程度の広さを囲んでいて、高さは2m弱です。最近では、ニホンジカやサルなどを対象とした獣害防護柵が、山麓の畑や…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第102回 土山の宿場町を訪ねて
甲賀市 2012年5月16日甲賀市土山町 三重県との県境に接する甲賀市土山町、「坂は照る照る鈴鹿は曇る、あいの土山雨が降る」の馬子歌が有名です。江戸時代に「土山宿」という宿場町が置かれていました。土山宿は、江戸・京都間を結ぶ東海…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第80回 鍛冶屋敷遺跡-紫香楽大仏に関する重大な発見-
甲賀市 2011年12月14日甲賀市信楽町黄瀬 聖武天皇は、天平14年(742)から16年(744)にかけて5回も紫香楽を訪れています。紫香楽に心惹かれた聖武天皇は紫香楽での大仏造立を宣言し、ここに仏教の聖地を築くことを目指したの…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第37回 殿様気分にひたりながら-水口城資料館-
甲賀市 2011年2月16日甲賀市水口町本丸 水口は古くから伊勢神宮参詣の要所として、室町時代には宿場町が形成されました。 転機となるのは天正13年(1585年)に羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が関東に対する軍事的要地とし、家臣の中村…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第31回 いまも息づく忍者の里-甲賀武家屋敷-
甲賀市 2011年1月5日甲賀市甲賀町滝・田堵野 甲賀忍者で有名な甲賀市。しかし「忍者」と呼ばれた人々は、普段から「忍者」だった訳ではなく、本来は甲賀武士と呼ばれる地侍でした。 彼ら甲賀武士は、戦国時代には、近江守護佐々木六角…
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