高島市
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№365 これなんか違和感のある土器―松菊里式系土器―
高島市 2023年12月6日調査をしていると多くの土器や石器などの遺物に触れる機会があります。時代ごとに形や大きさに特徴があり、日々の仕事の中で、これは縄文時代前期前葉の深鉢、これは古墳時代前期末の壺とか鑑識眼を養っています。…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №328《滋賀をてらした珠玉の逸品⑤》日本ではんこ文化が始まったころー高島市鴨遺跡出土銅印ー
高島市 2022年6月8日印章は、一般的には「はんこ」とよばれます。会社や個人などが所有し、役所に出す書類や契約の書類、配達物の受取書など様々な書類で証明や確認をしめすのに必要なものでした。動物の角や金属、木などでできた立派…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №318 琵琶湖を挟んだ二つの地域をつなぐ貴重な遺物―上御殿遺跡出土の石釧―
高島市 2022年2月2日上御殿(かみごてん)遺跡は、琵琶湖の西岸北部に位置する高島市鴨から安曇川(あどがわ)町三尾里(みおざと)にかけて広がる遺跡です。高島平野の南部を流れる鴨川の左岸にあたり、JR湖西線の安曇川駅からは南西…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第349回 ちょっと昔の白髭神社―西近江路をたどる―(後編)
大津市 2021年6月24日湖中の鳥居で有名な白髭神社周辺にはいろんな見どころがあります。今回はちょっと昔の神社周辺の様子の続きです。 車と鉄道の西近江路 時代の流れに乗り、昭和の初めに道の拡幅工事と江若鉄道の敷設がほぼ同時に行…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第348回 ちょっと昔の白髭神社―西近江路をたどる―(前編)
大津市 2021年6月16日湖中に佇む鳥居の景観とパワースポットとして人気の白髭神社は、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として認定されています。神社の縁起等については新近江名所圖会第24回でも紹…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第277回 夏休みの自由研究と工作のお悩み和らげます! 滋賀県埋蔵文化財センター 大津市瀬田
大津市 2018年8月14日夏休み──私にも楽しい思い出がたくさんあるのですが、同じくらいたくさんあるのはつらい宿題の思い出。同僚の中には7月中に終わらせて悠々自適なバカンスを楽しんでいた猛者もおりますが、幼少のみぎりの私は、追…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第227回 願いを込めて作られた船 ~船形代~
高島市 2018年1月31日木で作られたおもちゃのように見えるこの遺物は、高島市上御殿遺跡から出土した船形代です。これは、古代の祭祀などに使用された道具のひとつとして知られています。弥生時代から作られており、木製の祭祀具のなかで…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第225回 朽木盆-その独特の形と文様-
高島市 2018年1月4日朽木は滋賀県の北西部に位置し、現在は高島市に属しています。安曇川の上・中流域を占め、若狭国小浜と京都をつなぐ道(通称:鯖街道、現国道367号)の街道筋として栄えました。鎌倉時代から江戸時代にかけて当地…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第239回 河川合流点のほとりの小さな神社-高島市鴨・志呂志神社
高島市 2016年12月7日高島市南部の大きな川鴨川とその北を流れる八田川が合流する地点のすぐ南側に小さな森があります。この森の中には神社があります。神社の名前は志呂志(しろし)神社といいます。すぐ南には高島市唯一の前方後円墳と…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第237回 高島の石仏スポット-高島市玉泉寺-
高島市 2016年11月9日現在もお寺はもとより、集落の道端や路地裏などに自然と風景にとけ込んでいる「お地蔵さん」を見かけることがあります。少し意識をしてみると、こんなところにも!?という場所にまで、実にたくさんのお地蔵さんが安…
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新近江名所図会
新近江名所圖繪第223回 逃げる信長・追う長政「金ヶ崎の退口」の道(3)-岩神館と旧秀燐寺庭園
高島市 2016年4月27日【前回(219回)に引きつづき、越前攻めのさいに織田信長を襲った事件―浅井長政の裏切りにより、越前からの命からがら逃げ伸びた逃避行の3回目です。】 元亀元年(1570)4月、浅井長政の裏切りに合い、絶…
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新近江名所図会
新近江名所図會第219回 逃げる信長・追う長政「金ヶ崎の退口」の道(2)信長の隠れ岩
高島市 2016年3月2日【前回(216回)に引きつづき、越前攻めのさいに織田信長を襲った事件―浅井長政の裏切りにより、越前からの命からがら逃げ伸びた逃避行の2回目をお話ししましょう。】 元亀元年(1570)4月、浅井長政の裏…
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