大津市
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№372 時代を超えた2つの円窓付土器(まるまどつきどき)
大津市 2024年6月12日よく秋の紅葉の季節になると寺や日本家屋の壁に取り付けられた円窓からの景色があたかも円い額縁の中に描かれた絵画のような鮮やかな風景がテレビ等で取り上げられたりします。こうした円窓のような大きな円孔が土…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第416回 樹下神社を考える―滋賀県内に複数ある同じ名前の神社―
大津市 守山市 2024年3月6日大津市北郊の三駅、JR湖西線志賀駅(木戸)と比良駅(南比良)そして北小松駅(北小松)の近くには同じ名前の神社が鎮座しています。樹下(じゅげ)神社です。この名の神社はこの三社の他にも大津市真野佐川や山…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第411回 義仲・芭蕉ゆかりの地を訪れる―大津市義仲寺―
大津市 2024年1月10日義仲寺(ぎちゅうじ)は、JR膳所(ぜぜ)駅・京阪膳所駅の北約300mに位置する国史跡です。木曽義仲と松尾芭蕉の墓所として知られ、近隣のみならず全国から多くの人が訪れています。 木曽義仲は、源頼朝の…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第408回 俵藤太ゆかりの地に植わる―華階寺のイチョウ―
大津市 2023年12月13日JR大津駅前から湖岸へ向かって30m道路を下って行くと、中央分離帯に南北に二株の大きなイチョウの樹が並んでいます。ともに雌株で、大きさは北側の樹が、目通り(※1)周囲約3.5m、南の樹が約3.3mを…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№363 叩いてごめん。―粟津湖底遺跡出土・縄文の<白いお椀>―
大津市 2023年11月15日今回ご紹介する逸品は、大津市粟津湖底遺跡第3貝塚から出土した縄文時代の「白いお椀」です。粟津湖底遺跡とは、琵琶湖南端の水面下に眠る湖底遺跡で、第3貝塚とはそこで見つかった縄文時代中期初頭(およそ5,…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第404回 秘仏に出会う―重要文化財・正福寺大日如来寺外初公開―
大津市 2023年10月11日「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、残暑もようやくおさまり、朝晩はひんやりするようになりました。 当協会のある「びわこ文化公園」ではこの秋もさまざまな催しが開催されます。とりわけ注目される…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第403回 町の趨勢を見てきた大樹―犬塚の欅―
大津市 2023年10月4日大津の日赤病院裏の道路ぎわにとても大きな樹があります。樹齢約600年にもなるという欅(けやき)で大津市の指定文化財になっています(幹周3.8m、樹高10m)。 浄土真宗発展の基礎を築いた蓮如上人が…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第401回 ここが起点です!―瀬田の唐橋―
大津市 2023年9月6日過去に何度もこのコーナーで紹介され(第42回・58回・351回)少しベタかなと思いますが、あえて瀬田の唐橋を取り上げることとしました。 瀬田の唐橋は古代には「勢多橋」と呼ばれ、『日本書紀』をはじめ…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第396回 前方後円墳を2基も含む湖西地域の大古墳群―春日山古墳群―
大津市 2023年7月5日琵琶湖の北湖と南湖の境に架かる琵琶湖大橋の西側には、堅田(かたた)平野が広がっています。この平野を東側に望む堅田丘陵には、いくつかの古墳群が分布しています。そのうちのひとつである春日山(かすがやま)…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№356 水上の糧―ヒシの実―
大津市 2023年6月28日ヒシの実は、忍者の「撒菱(まきびし)」やゲームのアイテムなど、“地面に撒いて踏むと痛い”という防衛・防犯グッズのイメージが強いかもしれませんが、食用にできる果実です。 生で食べることもできますが、…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№355 横尾山7号墳出土の陶棺
大津市 2023年5月31日読者の皆さんにクイズです。まず、写真1を見てください。これ何かわかりますか? 不思議な形ですね。箱形の本体の下に円筒形の脚がついています。よく見ると、本体や脚には小さな穴があいています。『きか…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第390回 「これやこの~」―大津市関寺の牛塔―
大津市 2023年4月26日逢坂(おうさか)の関近く、関蝉丸神社の下手に一般に関寺(せきでら)の牛塔(うしとう)と呼ばれる巨大な石塔が建っています。この付近一帯にはかつて関寺という大寺院があり、万寿二年(1025)の『関寺縁起…
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