大津市
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№363 叩いてごめん。―粟津湖底遺跡出土・縄文の<白いお椀>―
大津市 2023年11月15日今回ご紹介する逸品は、大津市粟津湖底遺跡第3貝塚から出土した縄文時代の「白いお椀」です。粟津湖底遺跡とは、琵琶湖南端の水面下に眠る湖底遺跡で、第3貝塚とはそこで見つかった縄文時代中期初頭(およそ5,…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第404回 秘仏に出会う―重要文化財・正福寺大日如来寺外初公開―
大津市 2023年10月11日「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、残暑もようやくおさまり、朝晩はひんやりするようになりました。 当協会のある「びわこ文化公園」ではこの秋もさまざまな催しが開催されます。とりわけ注目される…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第403回 町の趨勢を見てきた大樹―犬塚の欅―
大津市 2023年10月4日大津の日赤病院裏の道路ぎわにとても大きな樹があります。樹齢約600年にもなるという欅(けやき)で大津市の指定文化財になっています(幹周3.8m、樹高10m)。 浄土真宗発展の基礎を築いた蓮如上人が…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第401回 ここが起点です!―瀬田の唐橋―
大津市 2023年9月6日過去に何度もこのコーナーで紹介され(第42回・58回・351回)少しベタかなと思いますが、あえて瀬田の唐橋を取り上げることとしました。 瀬田の唐橋は古代には「勢多橋」と呼ばれ、『日本書紀』をはじめ…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第396回 前方後円墳を2基も含む湖西地域の大古墳群―春日山古墳群―
大津市 2023年7月5日琵琶湖の北湖と南湖の境に架かる琵琶湖大橋の西側には、堅田(かたた)平野が広がっています。この平野を東側に望む堅田丘陵には、いくつかの古墳群が分布しています。そのうちのひとつである春日山(かすがやま)…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№356 水上の糧―ヒシの実―
大津市 2023年6月28日ヒシの実は、忍者の「撒菱(まきびし)」やゲームのアイテムなど、“地面に撒いて踏むと痛い”という防衛・防犯グッズのイメージが強いかもしれませんが、食用にできる果実です。 生で食べることもできますが、…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№355 横尾山7号墳出土の陶棺
大津市 2023年5月31日読者の皆さんにクイズです。まず、写真1を見てください。これ何かわかりますか? 不思議な形ですね。箱形の本体の下に円筒形の脚がついています。よく見ると、本体や脚には小さな穴があいています。『きか…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第390回 「これやこの~」―大津市関寺の牛塔―
大津市 2023年4月26日逢坂(おうさか)の関近く、関蝉丸神社の下手に一般に関寺(せきでら)の牛塔(うしとう)と呼ばれる巨大な石塔が建っています。この付近一帯にはかつて関寺という大寺院があり、万寿二年(1025)の『関寺縁起…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第387回 膳所城下町を散策する―大津口から膳所神社―(後編)
大津市 2023年3月8日前編の名所圖會第386回は大津口から旧東海道に沿って膳所城跡まで膳所城下町(ぜぜじょうかまち)の見どころをご紹介しました。後編の第387回では前回に続き、中大手門から膳所神社方向に向かいます。 3.中…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第386回 膳所城下町を散策する―大津口から膳所神社―(前編)
大津市 2023年3月1日膳所(ぜぜ)界隈にはさまざまな見どころがあります。今回は城下町の北の入り口(大津口)から膳所神社にかけて、城の名残や城下町のたたずまいなどを見学しながら2回に分けてご紹介します。膳所の城下町は、北の大…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第384回 江戸時代の町人文化を伝える―大津祭曳山展示館
大津市 2022年12月14日JR琵琶湖線の大津駅と京阪石坂線のびわ湖浜大津駅周辺に広がる町並みは、江戸時代には「大津百町」と呼ばれていました。戦国時代に大津城の城下町として誕生したあと、江戸時代になると東海道・北国海道の宿場町と…
続きを読む
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第383回 岩間寺―大津市と宇治市の境の山寺
大津市 2022年11月9日岩間寺(いわまでら)は正式には岩間山正法寺(しょうほうじ)と称し、真言宗醍醐派、西国三十三所第十二番札所としてよく知られ、滋賀県大津市と京都府宇治市の境にある標高443mの岩間山の中腹にあります。 こ…
続きを読む