『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。
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調査員のおすすめの逸品№370 御朱印の御先祖さま―鴨田遺跡の巡礼札―
長浜市2024年3月27日昨今は、いろいろな御朱印がブームとなっていますね。社寺を参詣していただく、ありがたい御朱印はもちろんのこと、お城や古墳などの文化財見学の記念として、様々な御朱印(御城印・御墳印など)を手に入れること…
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調査員のおすすめの逸品№369 「平成の本物を!」の意識で取り組んだ復元模写―織田信長画像復元模写など―
2024年3月13日長い年月を経た絵画類の多くは、顔料(がんりょう:絵の具等)などの剥落(はくらく)が生じ、汚れや変色などによって、褐色を帯びた沈んだ色味になっています。しかし描かれた当時は、いずれも鮮やかな色彩で、汚…
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調査員のおすすめの逸品№367 山・森の現場の必需品―根切りバサミほか―
その他2024年2月21日発掘調査の対象地は、様々な場所にあります。住宅街の中、田んぼの真ん中、線路の真横、川や湖の中、などなど。当然、山の中や森の中、ということもあります。それぞれの場所によって苦労のしどころが異なるのです…
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調査員オススメの逸品 第162回 描かれた神威―琵琶湖文化館蔵「山法師強訴図」
大津市2015/07/22
最近、このコーナーでも紹介のあった保延3年(1137)の年記をもつ日本最古の起請文、長浜市塩津港遺跡出土の52号木簡には、誓約する神の名が天部の神から日本の八百万の神まで列記されているとの説明があったと思います(第159・・・
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調査員のおすすめの逸品 №310 毛髪式温湿度計―博物館の保存環境管理の道具―
その他2021/07/14
博物館では、文化財の保存環境について、温湿度、虫菌類、室内汚染物質、光などの定期的な測定や調査を行っています。 なかでも温度や湿度は、急激な変化が文化財の構成材料の伸縮の原因になり損傷につながるだけでなく、高温度は材質の・・・
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調査員のおすすめの逸品 No.79 カゴ -水中ポンプにつけてゴミ詰まりをなくせ!-
その他2012/05/14
遺跡というのは本当に色々な所にあります。田んぼの中や街中だけでなく、琵琶湖の中であったり、山の中であったり。そこで私たちが遺跡の発掘調査をする時には、対象となる遺跡の立地条件によって調査に必要な道具を変えていきます。基本・・・